こんにちは。

新型コロナウイルスが連日ニュースで取り上げられていますね。

観光客も減り、繁華街も人が少なくなってきました。

経済にも影響が広まりつつありますが、とくに飲食業、ホテル業、観光業などの中小企業の資金繰りは厳しくなっていくのではと思っています。

一般的には売上の3か月分の現金が手許にあると安心と言われますが、2月後半からの売上の落ち込み具合を考えると、近いうちに資金が底をついてしまうことも考えなければなりません。

ここで一番大事なものは、とにかく現金です。

手許の現金を手厚くすることで、この危機を乗り越えなければなりません。

経済産業省のサイトに資金繰り対策も含めた幅広い対策がまとまっています。

https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html

「新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ」というパンフレットも見やすいです。

https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf

信用保証協会による「セーフティネット保証4号」がお勧めです。

西東京市のHPにも記載があります。

https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/kinro_tyusyo/safety_net_hosyou/4gou.html

こちらは、

①最近1か月間の売上高等が前年同月比で20%以上減少しており、

②その後2か月間を含む3か月間の売上高等が前年同期比比で20%以上減少することが見込まれる、

③1年以上継続して事業を行っている事業者が対象となります。

(①、②、③をすべて満たす必要あり)

加えて、本店(個人事業主の方は主たる事業所)の所在地の市町村で認定を受ける必要があります。

西東京市の場合、申請窓口は田無第二庁舎5階の産業振興課になります。

ちなみに、西東京市の事業者向け支援に関するHPはこちらです。

https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/iza/corona_shien/safetynet.html

また、旅館、飲食店、喫茶店であれば、日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症にかかる衛生環境激変特別貸付」も対象となります(リンク先は小平市HP)。余談ですが、小平市のHPは事業者向けの情報が充実しており、小平市以外の方も参考になります。

https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/079/079970.html

こちらは、

①最近1か月間の売上高等が前年同月比または前々年同月比で10%以上減少し、

②今後も売上高の減少が見込まれる、

③中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれる事業者が対象となります。

(①、②、③をすべて満たす必要あり)

東京都でも「新型コロナウイルス感染症対応緊急融資」という緊急融資制度を創設しています。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/03/05/26.html

①最近3か月の売上又は今後3か月の売上見込みが2019年12月以前の直近同期比で5%以上減少している、

②新型コロナウイルス感染症により事業活動に影響を受けている事業者が対象となります。

(①、②をすべて満たす必要あり)

いずれの融資も、通常の融資よりもハードルをやや低くし、迅速に貸し付けることで今回の事態を乗り切ってもらいたいとの意図があるようです。

コロナウイルスがいつ終息するかわからない状況では、融資をうけて手許の資金を厚くしておくことをお勧めします。

多くの方が上記の融資に殺到すると想定されます。できるだけ早く動きましょう。